荒湯の対岸には「夢千代日記」の主人公・夢千代を演じた
吉永小百合さんをモデルにした夢千代像が佇んでいます。
台座は広島より寄贈されたものを使用。
荒湯を見下ろすことができる絶好の撮影スポットにもなっており、
夢千代像との記念撮影もおすすめです。
明石海峡大橋や姫路城のライトアップを手がけた石井幹子氏による
日本で初めての温泉地の景観ライトアップ。
温泉街を流れる春来川と荒湯の周辺をライトアップし、光の芸術を
堪能して頂けます。温泉街を見下ろす「清正公園」に光る「夢」の文字は
1時間に3回(20分毎に5分間)点灯し、四季を色の変化で表しています。
湯村温泉街をギャラリーに見立て、空き店舗や既存商店の一部を活用して
レトロなものを展示しています。「湯たんぽ」「ホーロー看板」「洋灯」の
コレクションの他、今ではなかなか見られない小型オート三輪トラック
「ハンビー」を展示しています。「まちかどギャラリー」の立て看板を目印に、
昔の懐かしい雰囲気をお楽しみ下さい。
元禄15年創業。 歴史ある山陰の山峡にある閑静な湯治場「湯村温泉」。
その地にある佳泉郷井づつやは江戸初期の創業時から続く自家源泉によって、様々な風呂で温泉三昧を楽しむことができる旅館です。
町の台所、源泉『荒湯』
生活を支えて来た湯村の温泉力
川に流れる温泉を利用して洗濯
洗濯板がわりの石床で洗濯をしながら、井戸端会議ならぬ川端会議が湯村の日常風景でした。
温泉の重層成分は洗濯物を白く、柔らかく仕上げます。
ほとんどの町民が利用していた銭湯『薬師湯』
98℃の湯つぼで食材を調理する湯村の『湯がき文化』
季節の山菜の他、昔は烏賊・蟹・蛸なども湯がかれていました。名物・荒湯豆腐もここから誕生しました。
今も一部現存する『乾燥場』
地熱の力で洗濯物があっという間に乾きます。
雪国には欠かせない『湯たんぽ』
銭湯からの帰りに荒湯でお湯を湯たんぽに入れて帰るのが日常でした。